▲ ▼ ブラウザベース対話型インタフェース
▲ iSQL*Plus
iSQL*Plus とは,SQL*Plus 同様 Oracle Database のインストール時にインストールされるブラウザベースの対話型インタフェースのアクセスツールで,専用のコマンドにより Oracle データベースへのアクセスを提供する。下記のようなことが実行可能。ただし,SYSDBA や SYSOPER といったデータベース管理者権限ではログインできないため,データベースの管理操作はできない。
- 問合せ結果の書式設定 / 計算の実行 / 格納 / 印刷
- 表定義およびオブジェクト定義の検証
- バッチ・スクリプトの開発および実行
ブラウザで iSQL*Plus を起動するには,以下の URI を入力する。
/* Code030201: iSQL*Plus の起動 */ http://(ホスト名):(ポート番号)/isqlplus
URI のポート番号は,デフォルトで 5560。確認したい場合は,以下のパスのファイルで確認可能。
/* Code030202: デフォルト・ポート番号の確認先 */ $ORACLE_HOME/install/portlist.ini
▲ iSQL*Plus アプリケーション・サーバ
iSQL*Plus を開始するには iSQL*Plus アプリケーション・サーバが実行されている必要がある。iSQL*Plus アプリケーション・サーバを起動 / 停止する方法は以下の通り。※ ただし,コマンド入力による起動で isqlplusctl と入力して起動するには,$ORACLE_HOME/bin ディレクトリへのパスを OS に登録しておく必要がある。
- UNIX 環境での起動 / 停止
- 端末を起動する。
- [起動] 以下のコマンドを入力する
$isqlplusctl start
- [停止] 以下のコマンドを入力する
$isqlplusctl stop
- Windows 環境での GUI 操作による起動 / 停止
- 「スタート」→「プログラム」→「管理ツール」で,「サービス」を選択。
- [起動] OracleOracleHomeNameiSQL*Plus という iSQL*Plus Windows サービスを検索し,Windows サービスを開始する
- [停止] OracleOracleHomeNameiSQL*Plus という iSQL*Plus Windows サービスを検索し,Windows サービスを停止する
- Windows 環境でのコマンドラインによる起動 / 停止
- コマンドプロンプトを開く
- [起動] 以下のコマンドを入力する
%isqlplusctl start
- [停止] 以下のコマンドを入力する
%isqlplusctl stop